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シャフトの性能が正しく発揮され、クラブとして正しい挙動をするにはシャフトが真っ直ぐで反っていないことが大前提です。
シャフトも工業製品ですから重さ、硬さに公差があるようにシャフトの直進性にも違いが生じてしまいます。
当工房ではメーカーの何倍もの厳しい規格でシャフト検品を行っています。
アメリカの世界最大手のメーカーのシャフトを当工房の規格で検品すると使用できるのは3割程度です。その他は使用に耐えないほど曲がっているのが実情です。
せっかくスパイン調整(※こだわり2)し、ロフトライ角を調整してもシャフトが曲がっていれば全く意味がありません。
当工房のフルチューンは、カーボン、スチール関係なく厳しい規格をクリアーしたシャフトをご用意することから始まります。

シャフトは1枚のシートを丸めて管状にする製法上、また肉厚の誤差から向きによってしなり硬さが異なります。
硬いしなり向きと柔らかいしなり向きができてしまうのです。
これがスパインと呼ばれるもので、これを全番手が同一規則性のもとにしなるように揃えないと、
インパクトのタイミングが一定しないため球筋のバラツキの原因になります。
シャフトのスパインの位置や分布を検出し、それをどう扱うか、の考え方や方法論は様々ありますが、
私共では多くのプロにも支持されているゴルフギャレーヂ理論を学び、それに基づいています。
シャフトの装着向きにこういう考え方をしているメーカーはほとんどないのが現状なので、当工房でスパイン管理したうえでシャフトを装着すると
ロゴプリントの向きはバラバラになってしまいます。

大手メーカーのクラブ組立は大量生産によるもので一人の職人が一貫してすべてのクラブを組むわけにはいきません。よってアイアンセットなら何人もの人が組んだ番手が集められセットになるわけです。
そのような製造過程で整合性のとれたアイアンセットが出来るわけがありません。シャフトの装着角度が均一になるということも考えにくく重要な『顔』の流れも不揃いになってしまいます。市販品のアイアンセットで番手間のバランス、ライ角が逆転、ロフトが同じなんてことはよくあることです。そしてこの量産品のほとんどのクラブヘッドには相当量の重量調整物がネック(シャフト先端)に入っています。この異物がクラブの重心線をずらす原因になるのです。
ネック内に数グラムの異物が入ることによりクラブの重心線がヒール寄りの上側にずれます。フェイスのスイートスポットとクラブのスイートスポットが一致しないので永遠に真のナイスショットは出ないクラブになっているのです。
そこで我々は仕上げのバランス調整の際にヘッドのバックフェースに鉛を貼って調整します。そうする事によってフェイスのスイートスポットとクラブのスイートスポットがずれなくなりそのクラブ本来の性能が引き出されナイスショットが出るようになるのです。

◎クラブヘッドのネック内(シャフト先端)に入っている異物を取り除く。
◎シャフトスパインを検出(※こだわり2)
◎シャフト装着角度を均一に接着
◎適正なピッチのロフトライ角に調整
◎お好みの太さにグリップ装着
▲当工房のおおまかな作業の流れです。以上のような工程で所要日数は5~7日間いただいております。